学校長あいさつ

香春思永館校長 重藤 公暢
香春町立香春思永館は、香春町内4つの小学校(香春小学校、採銅所小学校、勾金小学校、中津原小学校)と2つの中学校(香春中学校、勾金中学校)が統合され、令和3年4月に9年制の義務教育学校として開校しました。校名の「香春思永館」は、幕末に小倉藩の藩校「思永館」が数年の間、香春町に設置されていたことに由来しています。開校初年度は、第1期生として91名の生徒を送り出しましが、2年目となる今年度は、新たに71名の1年生を迎え、1年生から9年生まで全727名の児童・生徒でスタートしました。
本校では、9カ年の学年段階を前期課程(1~6年生)、後期課程(7~9年生)とし、下図にある5つの特色ある教育方針のもと、教育課程を編成し教育活動を推進しています。

開校初年度は、コロナ禍の中で対外的な活動や異学年間の交流が制限され、5つの特色ある教育方針に基づく教育活動がなかなか推進できないところもありましたが、教職員一同、新たな学校づくりに関わることに喜びを感じつつ頑張っているところです。
この新しい学校が統合前の6校の良き伝統を引き継ぎ、それらを融合させ、新たな伝統を創りながらますます発展できるよう、また、誇れる、愛される学校となるよう1学年から9学年までのすべての児童生徒、教職員、保護者・地域の方々と力を合わせていきたいと思います。