学校長あいさつ

香春思永館校長 安藤 志保美

 香春町立香春思永館は、歴史と伝統のある香春町内の4つの小学校(香春小学校、採銅所小学校、勾金小学校、中津原小学校)と2つの中学校(香春中学校、勾金中学校)が統合され、令和3年4月に9年生の義務教育学校として開校しました。校名の「香春思永館」は、江戸末期に小倉藩の藩校「思永館」が数年の間、ここ香春の地に開校していたことに由来しています。開校3年目となる今年度は、新たに79名の1年生を迎え、1年生から9年生まで全725名の児童・生徒でスタートしています。
 本校では9カ年の学年段階を前期課程(1~6年生)、後期課程(7~9年生)とし、5つの特色ある教育方針の下、教育課程を編成して教育活動を推進しています。

 開校初年度から新型コロナウイルスの影響で、なかなか満足な教育活動が実施できませんでした。5つの特色ある教育方針に基づく教育活動についても、思った通りに進まず頭を抱える思いもしましたが、逆境にもめげず、教職員一同頑張って新たな学校づくりを進めて参りました。今年度からは、子どもたちの行動制限や活動制限も緩和され、なおかつ創立3年目ということで、新たなるスタートという気持ちで、みなやる気に満ちています。
 過去の良い伝統を引き続きながら、地元に誇れる、または多くの人々に愛されるような学校となるよう、すべての児童生徒、教職員、保護者、地域の方々と力を合わせていきたいと思います。これからも香春思永館をどうぞよろしくお願いします。